【恩納村ダイビング】万座方面のおすすめの3選ダイビングスポット

沖縄恩納村周辺は、地形ダイビングや絶景を楽しめるスポットが多いことで、ダイバーの間では有名なエリアの１つです。中でも万座は沖縄で最もダイビングスポットが多く、特に中上級者の方が挑戦できる、ダイナミックな地形が豊富です。

この記事では、万座のおすすめのダイビングスポットと、それらのスポットでファンダイビングを楽しめる恩納村ダイビングショップ、ワールドダイビングについて紹介します。

万座は景勝地の万座毛沖合周辺のエリアで、恩納村からボートで向かいます。代表的なスポットは「万座ドリームホール」というケーブダイビングのスポット。ダイバーの間では、同じく恩納村の有名スポット「青の洞窟」よりも人気があるそう。

他にもドロップオフなどのダイナミックな地形が豊富で、中上級者が楽しめる地形ダイビングのスポットが多くあります。また、1年を通して出会える生物の種類も多く、ウミガメやホワイトチップなどの大物にも出会えるかもしれません。

地形ダイビングが好きなダイバーにとって魅力的なスポットが豊富な万座方面。ここからは、ワールドダイビングのファンダイビングで行ける、おすすめのダイビングスポットを3つ紹介します。

万座ドリームホールは、ダイバーの間で特に人気のスポットで、光の差し込まない洞窟である「ケーブ」になっています。水深5m付近の水底にある縦穴から入っていき、光の届くところではとても幻想的な景色を楽しめます。

さらに深く潜ると、水中ライトが必要な暗闇です。縦穴は水深30m付近まで続き、水底は広くなっています。ここではジョーフィッシュ、チンアナゴ、ニシキアナゴなどの生物を観察できるほか、通ってきたトンネルを見上げた景色も綺麗です。

ここから外洋に続く出口が３つあり、そこでもカスミチョウチョウウオ、アカモンガラ、スミレナガハナダイなどの生物と出会えます。また、ウミガメやマダラトビエイなどの大物が見られる可能性も。頭上が覆われていて水深も深いため、中級以上のスキルが必要です。

ドロップオフ沿いのオーバーハングの下を這って奥へ進んでいくと、映画のスクリーンのような青い横長の光が差し込む、不思議な景色を楽しめます。ここには巨大なウミガメやサメの一種であるホワイトチップの住処があり、万座方面で大物遭遇率が最も高いスポットです。

縦穴のトンネルが多く、リュウキュウハタンポ、アカマツカサ、カノコイセイエビ、ウコンハネガイなどが生息しています。また、ドロップオフから少し離れた根には、大きなイソバナやカクレクマノミ、ピグミーシーホースと呼ばれるタツノオトシゴの仲間もいます。

生物好きや写真好きのダイバーにもおすすめのスポットです。

水中の大きな根が馬の蹄のような形をしていることから、もともと「ホースシューズ」と呼ばれていたスポットです。この根の下は一気に水深30mまでになり、リーフ沿いにいくつものクレパスがあります。

難しい地形も多いため、上級者レベルのスキルが必要になります。潮が流れやすく透明度が高いので、ドロップオフでは宇宙空間を遊泳しているような気分を味わえるでしょう。

ホーシュー北側には釣り小屋が集まり、「トライアングルホール」や「万座鍾乳洞」、「恩納鍾乳洞」などと呼ばれる鍾乳洞があります。満潮の時は鍾乳洞の中に入ることができ、入り口から「トライアングルホール」の名前の由来になった三角形の青い光が見えます。

浅瀬では恩納村の中でもトップクラスのハードコーラルの群生が見られ、これも見どころの1つです。珊瑚の隙間にはカスリフサカサゴ、オオアカホシサンゴガニ、カサイダルマハゼなどが生息しています。